自然治癒力を高める一つの漢方的な考え方

大薬治身修徳之也(たいやくちしんしゅうとくこれなり)
中薬養生穀肉菜果(ちゅうやくようじょうこくにくさいか)
小薬治病湯液鍼灸(しょうやくちびょうとうえきしんきゅう)


演劇ミニ解説手(パー)

大薬とは漢方の基本理念である薬膳、
つまり、食の世界(中薬)を健康づくりに反映させるための心構えを言い当てているようです。

健康づくりの為の基本姿勢として、治身と修徳が続いています。

これは、気持ちを新に真摯な気持ちで日々努力するものであるという言い伝えから来ているようなので、
今風に言えば、加齢による吸収バランスの低下をカバーするてきせつな薬膳物が大薬に位置するものとの考えとなります。

当店では食を生かす働きのある薬膳物を3点セットで、
更に、別添にある食べ方、呑み方の習慣作りを守った上で、
適切な穀肉菜果で養生する事を言い当てている関係から、
大薬と中薬はセットとなる事がお分かりいただけると思います。

漢方の理論体系には、急性病を得意とする八綱理論を基にした古方、
慢性病を得意とする五臓色体、易経理論を根拠とした後世方、
これらの体系に客観性を網羅した中医学体系がありますが、
大・中・小薬の分類思想は、どちらからというと、どうやら後世方の考え方から出ているものと見られ、
比較的客観性がありますので信用できる理論かと存じます。

小薬とは、仮に疾病にかかってしまった折に用いる治療手段を申し上げています。
その手段が湯液の場合は漢方薬を指し、鍼灸は物理療法を指しています。

しかしこれにこだわる必要はありません。
問題は何故、治療が小薬になるのか、議論が分かれるところではあります。